「神様の中でも天照大御神のご利益について知りたい」「日本書紀にある三種の神器って実在したの?」と気になっているあなた。
最高神だと崇められている天照大御神にまつわるお話をご紹介し、解説いたします。
ご利益についてはもちろんのこと、実在したと言われる逸話などのエピソード、誕生日などについても参考にしてください。
「名前は知っているけれどどんな神様か知らない」「何だか気になる」というあなた、ぜひ天照大御神の情報として仕入れていきましょう。
目次
天照大御神の誕生|ルーツをたどろう
日本書紀と古事記では表記が違う
古くから我が国の歴史を記してきた日本書紀や古事記にも登場する神様ですが、それぞれの書物で記されている表記に違和感を抱きます。
日本書紀では天照大神、古事記では天照大御神とされており、より神様を敬う表現がされているところです。
日本書紀と古事記の内容は、大きな部分では同じ流れが多くても、細かく見ていくと全く違うことが分かります。
日本書紀は、国家として公式な歴史を残すための書物なので、日本の創立に携わった一人として扱われているのです。
古事記は天皇家のルーツを示すものであり、天照大御神は、始祖と当たる人物となりますので、より敬いの気持ちが強く描かれている象徴と言えます。
各地の伝承には間違いも多く、真実を埋もれさせないために書き記した古事記は、より神話の部分を幅広く掲載されているわけです。
両親はイザナギとイザナミ
この世を作り上げてきた神様であるイザナギとイザナミが両親です。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と呼ばれる男神と、伊邪那美命(いざなみのみこと)という女神が、国づくりを任され、多くの島々を造り、またたくさんの神々を生み出しました。
ある時、火の神様を生み出したイザナミがは、大きな火傷を負い死んでしまったのです。
黄泉の国へと行ってしまったイザナミを追いかけますが、すぐには会ってくれません。
黄泉の国の扉の前で「決して中を覗かないでください」と言われましたが、なかなか出てこないのでしびれを切らして扉を破ってしまいます。
そこには、すっかり姿が変貌してしまっていた妻がおり、夫は恐れおののき、黄泉の国へと続く洞窟の入り口を大きな岩で塞いだのです。
黄泉の国の穢れを禊払いをしている際にも、神様がたくさん誕生。
アマテラスも、父親の禊中に生れました。
左目、日と月、天の目など神様が生まれる時の誕生譚
イザナギが黄泉の国から戻ってきたとき、筑波の国で禊払いをし、左目を洗った時にアマテラスが誕生しました。
このように、神様が誕生する際には、人間の生誕とは異なる生れ方をしていることが多くあります。
イザナギの左目は日の神アマテラス、右目は月の神様ツクヨミ、鼻を洗った時に海を支配するスサノオが生れているのです。
神々が住む天高原を治めるよう伝えられたことから、天の目である太陽としての役割を与えられます。
スサノオの行いからも分かるように、神産みは様々な場面で成されるものです。
イザナギは、妻を殺してしまった火の神カグツチの首をはねましたが、この時流れた血からも様々生れています。
アマテラスとスサノオの警約でも、多くの神産みがされており、やおよろずの神全てを治める者として、君臨している女神です。
絶世の美女
アマテラスは、絶世の美女と呼ばれている女神の一人です。
太陽の神ということもあり、光りがサンサンと輝くのは、彼女の美しさから成せる技ともいわれています。
天岩戸伝説は、暴れん坊のスサノオが余りにひどいいたずらをしていたため、洞窟に隠れてしまったと伝えられているものです。
日の神が隠れてしまったため、辺りは一面真っ暗闇に包まれ、農作物は枯れ果ててしまいます。
彼女の姿見えなくなるだけで、闇が世の中を包み込む程、彼女の美しさは輝きを放ち、周囲へ恵を与えているという事です。
美しい女神は数多く言い伝えられていますが、光り輝く姿は類稀なる魅力であり、日本の神様のトップに君臨する存在なので、別格であることは言う間でもありません。
天岩戸の伝説では、彼女に出てきてもらうために、皆で歌や踊りで楽しさをアピールすることで、関心を寄せることが出来ました。
美しい神様は、多くの人々から必要とされており、魅了する力を持っているのです。
男神説もある
美しい女神として有名なアマテラスも、男神であるという説もあります。
神道の陰陽道では、陽をプラスのエネルギー、陰をマイナスエネルギーとしていますが、太陽はまさに陽の部分です。
周囲に生命力を与える、生み出す力そのもの。
つまりアマテラスは陽のエネルギーの塊であり、男神であるとされるのです。
日本の各地でアマテラスを祀っていますが、奉納する装束の一式が男性用だったり、男性の姿としての円空も存在したりと、各地男神だった形跡がある神社が数多く存在します。
ギリシャ神話でも、太陽神は男性のアポロ、月神は女性のアルテミスとされ、兄妹の組み合わせで生まれているところです。
女性をトップに置いている事自体が、世界的に見ても珍しく、男性であったけれど性別を変更せざるを得ない考えがあったと推測している人もいます。
属性は太陽
何度も出てきているように、アマテラスの属性は太陽です。
この世の森羅万象の神様の中でも、格段に尊い存在。
地球は、太陽と月や海、そして重力のバランスが奇跡的な状態で保たれているからこそ、生き物が住める星です。
天岩戸伝説のところでもお伝えした様に、太陽が見えなくなってしまうだけで、農作物だけでなく生き物も一斉に困ってしまいます。
太陽の恵みを受けて、ポジティブになれたり、健康になれたりとそのパワーに感謝をしている人も多いはずです。
太陽の輝きがあるからこそ、月の美しさもまた楽しめます。
天高原を治めながら、この世のトップとして、太陽の役割を持ち、人間に光りを与え続けているのです。
別名がいくつもある
書物や伝える人によっても、別名を持っているアマテラス。
天照大神の他にも別名をいくつか持っており、大日霎貴(おおおひるめのむち)は立派な昼の神様、荒々しい部分だけを分けた、撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(ツキサカキイツノミタマアマサカルムカツヒメノミコト)というものも。
オオヒルメノムチという名前は、芥川龍之介が小説にて、後続の祖神をそのまま登場させるわけにはいかないと考えたため、別名を使用する際に用いました。
神産みでも分かるように、様々な場面で新たな神様が生まれます。
同じ存在であっても、魂をいくつもに分けることが可能であるため、名前も沢山作られているのです。
ヒルメは日の妻、ムチは巫女という意味があり、母神としても知られています。
天孫降臨が行われたように、孫により天上を治める事にも繋がるのです。
捉え方や性質、様々な側面により、それぞれ名前を付ける人がいるのは、誰もが知る神様だからと言えます。
最高神と言われる所以
最高神と呼ばれるのは、やはり日本で脈々と継承されてきた後続のスタートとなる存在だからです。
人間として文化を持ち、世の中を象徴してきた皇族は、特別な存在。
日本におけるトップの一族です。
皇族という時点で既に、他の人間よりも偉いので、その先祖となる神様は当然この世の最高という位置となります。
また、農耕民族である日本人にとって、太陽は何よりも大切な存在の象徴です。
アマテラスは食物神のウケモチノカミと人々の暮らしをよくするための話し合いを行っていた際、保食神が妊娠し稲が出来たという伝説もあります。
食べ物の恵みを与えてくれたきっかけともなるため、命を繋げるために重要な存在とされるため、最高神と言われているのです。
命を授けられた人間にとっては、トップという立場や崇める対象があった方が、生活がしやすかったとも考えられます。
また、電気などがなかった時代、夜は動物に襲われる危険性もあったため日が昇っている時間は、人々の安心が出来る時間帯でもありました。
最高神のおかげで、心の安定も得られていたわけです。
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天照大御神の兄弟や子どもは?もっと詳しく人物像を見る
兄弟は3柱の神になっている
3柱の神は、住吉大社に祀られており、航海の神だと言われています。
長男は、底筒之男命(ソコツツノオノミコト)、次男は、中筒之男命(ナカツツノオノミコト)、三男は、上筒之男命(ウワツツノオノミコト)。
航海の神と呼ばれるようになったのには意味があります。
3兄弟の出生状況にまつわるものですから覚えておきましょう。
長男が生まれた際は、水の底ですすいだ時に生まれ、次男は水深万生あたりで生まれ、三男は水面で生まれたからです。
水に関わる事故などから身を守り、水に強い体に近づけてくれます。
住吉大社は耳にした方も多いと思われ、全国に2300ほどの社が存在するから。
あなたの住むお近くにも関連する神社があるかもしれませんので探してみましょう。
子どもは5柱
アマテラスオオミカミの子どもは5人だと言い伝えられています。
といっても、我々の価値観で神様が生まれ続けることはありません。
交わりがなく子供が誕生することを昔の方は「成す」と言っていたようです。
さて、天照大御神の子どもは、正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)、天之菩卑能命(あめのほひのみこと)、天津日子根命(あまつひこねのみこと)、活津日子根命(いくつひこねのみこと)、熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)。
勾玉を口の中で須佐之男命(すさのおのみこと)がかみ砕いて勢いよく息を吐き出して成りました。
女神が3人子供としていた話もありますが、上記の勾玉は天照大御神のものであり、女神が成った時のアイテムは須佐之男命(すさのおのみこと)のものなのでこの者の子供なのです。
はっきりとアマテラスオオミカミの子どもだと断定できるのは5人だと覚えておきましょう。
性格「人間っぽいところがある」
人格者のようなイメージを持っている方が多い印象です。
もちろん、全てをあわせて神のような立場になられたものですから、そのような部分もあります。
ただ、性格と言えば人間っぽいところがあったようです。
「何も出来ない」と引きこもりを経験したこともあるようですし、騙されてこともあると記されています。
アマテラスオオミカミは実は地上界の繁栄を妬んでいたとも言われているのです。
イメージからは想像も出来ないような性格かもしれませんが、以下にはそれぞれにエピソードもご紹介しますのでご覧ください。
神様としてのイメージが覆されるかもしれませんが、人によっては身近な存在だと感じる人も少なくありません。
緊張の糸が切れてしまった、やる気が削がれてふさぎ込むような存在です。
機織り小屋の伝説
アマテラスオオミカミの行動によって世界中が闇に包まれたことがあります。
「天岩屋の伝説」「機織り小屋の伝説」と呼ばれるものです。
乱暴者の弟が皮をはいだ馬を機織り小屋に投げ込み、仕事をしていたアメノハタオリメが死んでしまいました。
神聖な布を織ってくれている者が無くなり、怒りが頂点に達して天の岩屋に入り、戸をかたく閉ざしてしまったのです。
天照大御神は太陽の神、一気に世界中が暗闇に包まれました。
このような状況にてんやわんやになり、様々な神様たちが慌てふためきますが、天変地異が継続されます。
太陽の光がなければ平和な場所を確保できないとして、多くの神様が説得にあたると同時に戸の前でお祭りをすることにしたのです。
「何事か?」と顔を出したところをアメノタジカラオノミコト(天手力男神)の力によって引っ張り出し、光が戻ってきたというお話。
優しいけれど、世界をパニックに陥れたことがあります。
天照大御神は実在した?誕生日は?神話と逸話エピソード
誕生日は不明
天照大御神の詳しい誕生日について調査してみましたが不明です。
さすがに、誕生日まではなかなか探り出すことは出来ませんので、誕生の瞬間についてご紹介しましょう。
母親であるイザナギが禊のために、一つ一つと身につけているものを脱ぎ、アイテムを外していきます。
その当時は杖や帯、冠や腕輪を着用していました。
よそ行きの格好と呼ばれる状態ですから、小物も多かったようです。
外していくアイテムは投げていき、その場所から天照大御神が誕生しました。
禊のつもりが神様の誕生が次々の起こる事態にイザナギはどう感じていたのか気になります。
禊によって、心身に付着した垢を落とすようにして神々が生まれていくのは、新しい時代の到来だったのかもしれません。
天岩戸神話を詳しく
上記でご説明した機織り小屋の伝説にあたります。
もっと詳しくご説明すると、天照大御神が天岩戸に閉じこもってしまった時、草木が育たなくなり、人々は病気にかかったりしました。
太陽からのエネルギーがなければ、食べ物を調達することも出来ません。
最終的にお祭りを催したのですが、それまでも神様たちは説得をしたり様々な方法を試みたりしていらっしゃいます。
長鳴鳥(ながなきどり)を鳴かせてみますが、扉は開きません。
それほどまでに死なれてしまったことへの怒りは大きかったと分かります。
アマテラスオオミカミが扉の外を気にした時の感情を読み解くと、暗闇に包まれることが分かっていてやっていることに辿り着くのです。
「どうして太陽の神である自分が閉じこもっているのに、人々は楽しくしているのだろうか」という疑問を抱いたから。
お祭りをし、声をかけた時の答えは「あなたは太陽の神だから祀っているのです」と言われます。
様子を確認しようとしたところを力づくで外に出されました。
因幡白うさぎ伝説が日本の根源
日本の先祖といっても過言ではないのには理由があります。
因幡白うさぎ伝説が日本の根源を紐解いていくと、アマテラスオオミカミの天孫が降臨したことが分かるのです。
これは国譲りのお話で、神様二人が国造りをしようとしていました。
その一人が少名畏古那神で、農耕や病気の治療を伝授しましたが、悪いところもあると気付きます。
気付きはするのですが、人々に伝えた後に常世の国に旅立つのです。
もう一人の大国主命が国造りの最終段階に入った時、アマテラスオオミカミが「私の子供が国を治めるべきです」と国譲りを命じました。
そこから何度も話し合いを重ねた結果、大国主命は納得をし、抵抗することもなく命じた通りに行ったのです。
アマテラスオオミカミの天孫が降臨し、日本国が誕生したと言われています。
ちなみに大国主命は、出雲大社に祀られました。
祀られているのは伊勢神宮
「一度は行って見たい神社」「名前が有名な神社」として取り上げらえることのある伊勢神宮。
こちらにアマテラスオオミカミは祀られています。
「お伊勢参り」という名もつけられている程に庶民に浸透している神社だと言っても過言ではありません。
内宮に祀られているのですが、一般的には豊受大御神(とようけのおおみかみ)を参拝してから訪れるべきだと言われています。
昔からの習わしに従うことによって、アマテラスオオミカミの存在をより近くで感じられるかもしれません。
天照大御神を祀る場所について探していた倭姫命(やまとひめのみこと)が、長年の時を経て、伊勢神宮が建立される場所を見て「ここだ」と感じたそうです。
ご本人も五十鈴川上を気に入られたと言い伝えられています。
全国にある縁のある場所
天照大御神との由縁のある場所は、まずは上記でご説明した伊勢神宮です。
今もなお、魂が眠られていると感じると感慨深いものがあり、アマテラスオオミカミの存在を感じることが出来ます。
ここで行われるお祭りなどは日本の総氏神様だからこそのものであり、天皇ご一家が足をお運びになられることもあるほどです。
また伊勢ケ浜を見下ろせる海岸の近くに「大御神社」があります。
美しい海辺であると認識された上で体を休ませるために休憩をしたと言い伝えられているのです。
様々な神様の由縁なる場所が残っていると言われていますが、このようにはっきりとアマテラスオオミカミとの関係が伝承されているのは珍しいと言われています。
有名な天岩戸は宮崎県千穂町にあり、今ではパワースポットとしてたくさんの人が足を運んでいるようです。
雰囲気は幻想的であり、観光スポットとしても人気を博しています。
三種の神器
アマテラスオオミカミから瓊瓊杵尊に授けたとされるのが三種の神器です。
天皇家にまつわるテレビ放映などで度々登場する時期もあり、耳にされたことがあるはずです。
歴代の天皇が継承していたものだと言われています。
「鏡・玉・剣」は神話に出てくる神器と同じで、八咫鏡(やたのかがみ),草薙剣(くさなぎのつるぎ),八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)です。
過去の火災などで消滅したもの、壇の浦入水の際に持ち出したものなどと記録が残っているようで、現在の存在は謎。
三つの宝物と呼ばれることもあり、即位を受ける象徴とされていました。
伊勢神宮で鏡は大切に保管されており、剣は熱田神宮、玉については模倣品と共に宮中に祀られているようです。
一般市民が触れられるようなものでもありませんし、事実はどうであれ、「三種の神器」と呼ばれるだけで神秘なもののように感じられます。
天皇の先祖神ともされる天照大御神|日本の歴史を語る上でも重要!
天皇の先祖神
日本の象徴として今は存在されている天皇にも先祖がいらっしゃいます。
先祖神はまさしく天照大御神で、日本の中で最も重要な神様だと言われているのです。
誤解を多いようですが、天照大御神が天皇だったことはりません。
アマテラスオオミカミが日本を守る神であるということ。
人間の世界を治めることを孫に銘じ、天孫降臨され、その子孫たちが天皇になっているのです。
今でも高天原から人間の世界を見守ってくれています。
天皇は神様という考えがあるのはこのためで、政治に関わることはなく、象徴として日本や日本国民、全世界の幸福を見守り、祈られているのです。
初代天皇が神武天皇
教科書でも習ったので、神武天皇が初代だということは多くの方が知っています。
ここまで来ると、神武天皇は神様として即位されていることが分かるはずです。
ちなみに神倭伊波禮毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)という名前の後に即位する際に「神武天皇」となりました。
日本は一つの王朝が長く続いています。
これほどまでに長く国が治められているのは珍しいもので、参考までに中国が建国されたのは1949年なのです。
紀元前660年に初代天皇が即位され、継承されてきたことを考えると現在がいかに貴重なものなのかが分かります。
皇祖神は天照大御神で、その子孫である神武天皇がいて、令和に続いていることを考えると歴史ある日本の良さや神秘さを感じられるはずです。
天皇制についての議論は長くありますのも、簡単に変えられるものではないから。
多くの人の意見は、昔から続く歴史あるものに傷をつけないこと、これからも守り続けることに意識が向いているからこそであり、結論には辿り着けないのだと推測されます。
国宝級の三種の神器が令和の即位の礼で用いられた
天皇が代々、受け継がれる三種の神器、令和の即位の礼でも用いられました。
今回は崩御に伴う即位ではありませんので、珍しい儀式も見られたはずです。
テレビなどで生中継されるものではありませんが、総理官邸のホームページには流れが記載されています。
天皇陛下が正殿松の間にお出ましになると侍従が剣と璽(じ)、国璽及び御璽を捧持したようです。
その後も手順が書かれていますが、ここにある剣と璽が三種の神器。
二つしかないのは、八咫鏡は宮中の賢所から移動が禁じられているからです。
ただ、用いられていないわけではなく、数か月前に賢所での儀式が行われています。
時代が変わっても、世の中が大きく変わったとしても令和の即位の礼の際にも三種の神器は使われているのです。
天照大御神のご利益とスピリチュアルメッセージ
所願成就
神仏に対して願いをかけていたことが叶うご利益があります。
天照大御神にまつわる神宮や神社などは各地にたくさんありますので、お願い事や叶えたいことがある場合は「神様、お願いします」としましょう。
所願成就のご利益は、日本全部を守ろうとする神様だからこそ大きなものだと推測されます。
中途半端な気持ちや神様を試すような気持ちがあれば、所願成就には繋がりません。
心を込めて、あなたに必要だと思う未来を想像し、必要な状況などを願ってみましょう。
一般的にお願いをする場所ではありませんので、日頃、健康に過ごせていることなどを感謝することを忘れてはいけません。
「見守ってくださり、ありがとうございます」の気持ちが一番で、想いが伝われば、神様はあなたの抱える願いを読み解くことが出来ます。
清々しい気持ちになれる場所でもありますから、参拝をして願いが叶ったとなれば、もっと良い気分になれるはずです。
神宮大麻の活用で一年を無事に
神宮で配られるお札のことを人愚大麻と言います。
お祓いの際の祭具を意味するもので、一年の無事に過ごせるようにと配布されているのです。
各御家庭には氏神様より配布されるお札があるはずですが、自分大麻もある場合は一緒にお祀りしてください。
もともとは明治天皇によって、多くの国民が皇大神宮を麻も夜も敬拝できるようにとしたものです。
皇室の繁栄だけではなく、国家の安泰はそれぞれの家庭の平安を祈られているものであり、一体一体奉製されていると言われています。
あなたの御家庭にもある場合は、年始の始めには新しいものをお祀りし、新しくやってくる一年の無事を祈りましょう。
何でも神様任せにするのではなく、あなたの気持ちの入れ方も大切です。
神様はいつでもそばで見守ってくださっていることを知り、実感する瞬間とすることをおすすめします。
日々の感謝が大切
一日の終わりには「疲れたな」「もう辛いな」と感じることがありますが、この時の気持ちを変えていきましょう。
日々の感謝を持つことは天照大御神からのスピリチュアルメッセージでもあります。
感謝の気持ちは、幸運に近づくための感情でもあるのです。
感謝が出来ない人は、誰かを幸せにすることはありませんし、願いが叶うこともありません。
「しっかりとご飯が今日も食べられた」「安眠できる場所がある」「私を心配してくれる人がいる」「一緒に喜んでくれる恋人がいる」などのもので構いません。
些細な感謝の積み重ねが、大きな幸福感に繋がるというメッセージですから、意識的に行いましょう。
思い込みでの感謝をしていたといても、それはいつか真実のものに変わるはずです。
「ありがとう」と言葉に出して伝えるのも凄まじい効果となります。
言葉には言霊がありますから、今ここで生きていることへの証へと繋がるはずです。
ご利益を受けたい!全国にある天照大御神を祀った神社
日本をお守りいただいているアマテラスオオミカミですから、日本各地に祀った神社が存在します。
ご利益を受けたいという方は、伊勢神宮だけが参拝場所ではないことを覚えておきましょう。
数はたくさんあり、大阪でいえば「今宮戌神社」や「御霊神社」「少彦名神社」などがあり、兵庫県ならば「廣田神社」「西宮神社」などが挙げられます。
廣田神社も有名なところで、アマテラスオオミカミの荒魂があると言われているのです。
ただ、天照大神と呼ばれていませんので注意しましょう。
こちらでは「瀬織津姫」と呼ばれていますので、主祀祭神を訊ねて違うことがあります。
阪神高速が必勝祈願で足を運ぶ神社でもあり、開運だけでなく、仕事運や勝運、合格祈願などにご利益があるのです。
古くから存在しており、日本書紀にも記載されています。
神功皇后が建立したとされており、彼女は卑弥呼の移り変わりだと書かれているようです。
この場所も伊勢神宮に負けないくらいに強いご利益を感じさせ、パワーのある場所ですから、パワースポットとしても注目されています。
歴史のある場所と日本国の神の存在を感じてみましょう。
天照大御神はこの世を照らす太陽神!日々の暮らしに感謝を捧げて
日本を代表する神様について詳しく知ると歴史だけでなく、幸福に繋がるような気持ちにもなれます。
この世を照らす太陽神と言われていますので、あなたが日々暮らしを送っていることに感謝を捧げていきましょう。
天照大御神の情報や知識に近づくことによって、崇める気持ちも高まります。
祀られている場所にいっても良し、その方向に向いても構いませんので感謝の気持ちを常に持ち続けましょう。