HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という言葉を聞いて「もしかして私のことかも?」「繊細すぎて生きづらいし死にたくなるって思うし」と疑問を抱いているあなた。
5人に1人はあてはまるHSP女性の特徴やあるあるについてご紹介します。
繊細すぎて生きづらいと感じると、刺激を受けやすかったり共感しすぎたり自己否定することもあるようです。
詳しく解説をいたしますので、少しでもあなたらしく生きられるように参考にしましょう。
目次
HSPって?繊細すぎて生きづらいし死にたくなるの?
「人一倍繊細な人」という意味で名づけたのは、HSP研究家の心理学者エレイン・アーロンです。
人口のおおよそ20%の人がこのHSPと呼ばれる気質を持っていると言われており、決して少ない数字ではありません。
また、人間だけでなく、鳥や犬、猫、霊長類などにも同じ気質があると分かっており、命を持って生きるものにおける、生存本能の一つだとも言われています。
とにかく繊細で、人の言葉で狼狽える場面が多かったり、気持ちが左右されてしまったり、時には音や光にも敏感に反応してしまうようです。
「自分の意思を持って、ブレずに生きる」ことが生きやすいとすれば、繊細すぎて生きづらい状況にいるのが分かります。
なぜ死にたくなるのか、それは一つの理由に仕事によるうつ病発症が挙げられるからです。
孤独に過ごしていれば、症状はあまり出ませんが、仕事は多くの人と関わってこそという面があります。
仕事環境によっては、ストレスを受けてHPSの症状を悪化させ、うつ病を発症しやすくなることから「死にたい」という気持ちになるようです。
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5人に1人はあてはまるHSP女性の特徴
何事も深く考えがち
思考能力が高く、話を途中まで聞いて、最後を想像することが出来ます。
短絡的な行動を好まないのも一つの特徴で、それは物事を深くまで考えるからです。
その意味を見つけたり、納得しなければ行動が出来なかったり、周囲の流れに合わせることが出来ない場合もあります。
人間関係を構築するにあたり、相手のことを良く理解しなければ、深い間柄にはなれません。
浅い付き合いを苦手とし、表面上だけでの関係を恐れているところもあります。
何かをスタートさせる時、思い付きだけでは行動が出来ず、よくよく考えて、成功した時のことから危機管理に至るまでを想像できた時に、やっと始まりを迎えられるのです。
「早くして」「グズグズしないで」などとせっかちな人に言われると、自分を否定されたような気になるかもしれません。
慎重な人だと捉えられて、勇気などがないと思われると傷つくこともありそうです。
相手の表面的な言葉や嘘などもすぐに見抜くのも、言葉や態度について深く考えているからだと言えます。
刺激に敏感
「秒針が気になって眠れない」「小さな明かりが気になって集中が出来ない」などの状態に陥りやすいのも大きな特徴です。
刺激を受けたことが気になり始めると、そこばかりに意識が向いて、大事なことが疎かになることもあります。
職場でデスクワークをしている時、周りの雑音が気になって、ミスや失敗をしてしまうなんてことも起こり得るのです。
「集中しなくちゃ」と思ってはいるものの、感情をコントロール出来ずに、場合によってはイライラすることもあります。
音や光だけでなく、大勢の人が集まっている状態も得意ではありません。
大きな音や声には、必要以上に驚き、心臓がドクドクして平穏を取り戻すまでに時間がかかることも。
たくさん人がいる場所に出掛けた時には、帰宅した時にドッと疲労を感じて、立ち上がれなくなる人も少なくありません。
いつもとは違うことを言われると、それも刺激となって、いつまでも考え続けることもあるようです。
「どういう意味なのだろう」「相手を不快にさせてしまったのだろうか」と悶々とした時間を過ごすことになり、自然に自分自身へとストレスを与えてしまいます。
楽観的になれる人が羨ましいくらいに、刺激に振り回される人です。
人付き合いに気疲れする
対面でなくても、人との関係は精神疲労を起こしやすくなります。
一つ一つの言葉や態度、表情などを敏感に感じ取り、いちいち考えてしまう傾向にあるからです。
たとえ、自分とそっくりな価値観を持っている人と一緒にいたとしても、裏を読もうとしたり、感情に触れたりすることで、気疲れします。
「集まるなら少人数で気心知れた人が良い」と思っていても、社会に出るとそんなことは出来なくなるもの。
仕事を始めると、理解出来ない人と付き合わなければならなかったり、大勢が集まる場所に滞在しなければならなかったりします。
憂鬱な気分で過ごす人ではなく、何とか気持ちを前に向かわせようとするからこその気疲れです。
些細な出来事は、長い間あなたの中に留まり、気にしてやまないものになります。
一日が終わり、自宅で一人になれる時間を至福だと感じているかもしれません。
人の気に触れない空間が、HSPの人にとっては心休まる場所になり、平穏さを取り戻せます。
しかし、夜になるにつれて、また一日を振り返った時に、気にしている事を思い出して眠れない夜を過ごすこともありようです。
感覚が鋭い
繊細過ぎて生きにくいと思っているのはHSPだけなく、ライトワーカーも同じです。
特徴が似ているので、両方を兼ね揃えている人もいるかもしれません。
ライトワーカーは感覚が鋭く、共感力が高い人でもあり、人の痛みにも敏感で気持ちを理解してあげられる人です。
また、「光の仕事人」と呼ばれていて、希望や夢、愛などを人に伝えるメッセンジャー的な役割を持っています。
たくさんの人と群れるよりも一匹オオカミで過ごす人の方が圧倒的に多いのも、似た特徴ですから、あなたにもその素質があるのかもしれません。
あなたにもし、「誰かの役に立ちたい」「人の為に生きたい」という思いがあるのならば、HSPだけの受け取り方ではいけないのです。
ライトワーカーとしてきちんと仕事をこなすためには、しっかりと特徴や役目を理解することが重要です。
真面目で勤勉家、ポジティブだけれど心の痛みに敏感などの特徴が当てはまるのならば、これからどんどんと考え方を変えていきましょう。
生きにくさを軽減し、求められる喜びを感じられます。
共感力が高い
相手の喜怒哀楽を読み解くことができ、時に同じ感情に至ることは珍しくありません。
あなたが体験したことのないものでも、相手の話を聞くだけで「分かるわ」「そうだよね」と相槌を続けることが出来ます。
共感力が高いと、人に慕われ、信頼される傾向があるものの、本人としては辛い部分が無いわけではありません。
「楽しい」「嬉しい」という共感からば、幸せな気分で入れられますが、マイナスの感情を受け取ってしまえば、相手と同じ苦しみなどを感じることになります。
自分の身に起こっていないのに、「辛い」「気持ち悪い」「怖い」などの感情になれば、それは心が疲れてしまって当然です。
なかなか相手との感情に境界線を引くのが難しく、会話をしているだけで、同調していきます。
また、浅い人付き合いを好まない人ですから、共感することを大事なことだと思っている人もたくさんいるようです。
自らの意志によって、相手の感情と同じものを共有しようとしていますので、対処する際には強い覚悟を持たなければなりません。
感覚が鋭い
平常心で過ごそうとしていても、ちょっとした感覚を持つと、意識は集中には向かいません。
冷蔵庫の稼働音が気になる、遠くで話をしている何となく聞こえる声が気になるなど、目の前のことから意識が遠ざかってしまいます。
やらなければならないことがあるのに、ちょっとした感覚に意識を持っていかれると、「仕事が出来ない奴」「コントロール出来ない人」と烙印を押されてしまうことも。
感覚に対して鋭いのは、無意識の中で起こり得ることですから、あなたとしてはどうしようもないことだと感じます。
だからこそ、「私には地球での生活は向いていない」などとふとした時に感じるかもしれません。
それが「生きにくい」「死にたい」という気持ちを生み出すきっかけを作り出します。
「他の人は気にしていないのに」「私にしか聞こえていないのだろうか」と不思議な気になることも。
また、音だけでなく、匂いにも敏感なので、嫌いな香りを纏う人がいると一緒にいることが苦痛です。
その匂いに支配されて、実際に感情を落ち着かせることが出来ません。
体臭や口臭、たばこのにおいなどがしない無臭な人と付き合いたくなってもおかしくないのです。
感情移入する
HSPだろうと思われる人を観察していると、人の人生を一緒に歩もうとしている姿をよく見かけます。
それは、相手に感情移入をしてしまっているからです。
感情に敏感で、痛みに寄り添えるのはとても素晴らしいことですが、相手の人生を共に歩むのは間違いだと言えます。
寄り添い、共感することで共依存の状態を生み出すかもしれませんし、あなたの人生を蔑ろにする可能性も否定出来ません。
感情移入をして、一緒に泣き、笑う姿は素敵で感動を呼びますが、気持ちの切り替えが出来なければいけないのです。
客観的に自分の感情を読み、どこかで相手との境界線を作ります。
「あなたの人生をしっかりと生きて欲しい、私には私の人生があるから」と思えなければ、辛い一生が続くはずです。
心の傷つきに寄り添う、しかし、感情移入しはし過ぎない、またあなたの人生を相手に捧げてはいけません。
共依存の状態に陥ると、今よりもっと生きにくさを感じることが増えます。
世界が狭まり、特定の感情の中で生きていかなければならくなるのです。
HSPの女性ならわかる…HSPあるあるとは?
刺激がストレスになる
周りにいる誰も気にせずに、仕事などに集中しているのに、あなただけが何だかソワソワしてしまう。
刺激に敏感なことが原因で、それがストレスになっているからです。
あなたが職場にいると仮定した場合、「時計の音や他人のキーボードを打つ音」が気になったり、照明の当たり具合が気になったり。
給湯室から香るコーヒーなどの匂いにも敏感に反応し、集中力が途切れてしまいます。
静かな空間、出来れば物質的なものもない、人もいない場所でなければ集中が出来ないような気もするはずです。
洋服のタグやセーターのチクチク感も気になり、ストレスへと変わっていきます。
ストレスを感じると、イライラしたり日常生活に悪影響を及ぼしたり、精神的に落ち着かないなどの症状が現れ、余計にそれに意識が向くようです。
また、敏感だからこそ、地震の前触れを察知したり、食品添加物や電磁波に反応したりする人もいます。
その他多くの人が無感覚なのに、自分だけが気にしている状況についても考える時間が増えるのです。
人間関係において傷つくことが多い
相手からの何気ない一言、そこには思いやりや愛情が含まれていたとしても、傷つくことがあります。
人間関係において傷つきやすく、人よりも言葉や態度などを敏感に受け取ってしまうのです。
それは誤解かもしれませんし、あなたの思い込みである可能性もあります。
しかし、少しでも「私を否定された」「叱責された」と感じると、気持ちは落ち込む方向に変わっていくようです。
楽しくおしゃべりをしていた相手にあなたが放った言葉によって、少しでも表情が曇ったように見えたり、視線を落としたりされるだけで「嫌われたかも」「もう今まで通りに接してくれないかも」と不安を感じます。
「あなたはもっと○○をした方がいいよ」というアドバイスでも、否定されたような気分になり、あなたから相手との距離を取ることもあるはずです。
些細な言葉なのに、あなたが重く受け取る傾向あることを覚えておきましょう。
良かれと思っての言葉に、マイナスの反応で返してしまうと、人間関係が拗れてしまってもおかしくありません。
感情を受けやすい人だからこそ、これまでの経験値によって誤解することもあるのです。
小さなことに気付いて長く考える
他の人では気づかないようなところに視線や意識が向きます。
それは新しいアイデアに繋がったり、発見を生み出したりすることがある一方で、時間をかけて考えることになるのです。
「気になったことをそのまま忘れることが出来ない」「納得のいく答えが出るまで、考え続けなければ気持ちが収まらない」と思っています。
それは本当に小さなことで、結果的にどうでもいいことかもしれません。
また、小さなことでも、細かい部分かで思考を及ばせるので、頭の中が袋小路になってしまうこともあるようです。
普段から、常に脳をフル回転させている人も少なくありませんので、一日の疲労は相当なものだと言えます。
外食をしてメニューを決める時はなかなか決断が出来ませんし、まだ想像の域でしかない遠い未来を考えると不安に陥ることも。
考えだすとキリがなくなるのは分かっているのですが、気になった事実は無かったことには出来ない性分なのです。
締め切り前の仕事でも、一か所でも何か違和感を抱けば、作業能率が下がって「取り敢えず仕上げる」という脳に繋がりません。
自分のペースを乱されたら混乱する
一人だけで取り組んでおり、時間に追い詰められることがないならば、パニックになる要素はなく安心して取り組めます。
しかし、マイペースで事を進められないことは世の中には多く、特に仕事絡みならばその傾向は顕著です。
「次の仕事が押してるから早くして」「アレとコレもやっておいて」「明日はココじゃなくて他の場所で業務をして」などと言われると、自分のペースを満たされて混乱します。
マルチタスクは苦手で、一つのことをコツコツ取り組んでいる方が性に合っていますから、急に優先順位を変えられたり、環境が変化したりすると、もうついていけません。
「ここから逃げ出したい」「もう仕事なんて嫌だ」と思ってもおかしくありませんし、忙しく予定がコロコロと変わるような職場には向いていないようです。
とにかく、あなたが自分で決めたペースを乱されることが嫌いで、いきなり手が止まってしまうことも。
脳内の情報処理能力がキャパを超えてしまい、何も出来なくなってしまうのです。
思考回路が寸断されたような状態に近づきます。
完璧主義者
楽観的に物事を考えたり、取り組んだりすることが出来ない真面目なタイプに多いようです。
責任感が強く真面目な性格は、信頼されやすく、慕われる傾向にあります。
物事を始める際には、綿密な計画を立てて遂行する意志を固めるので、それが能動的に遮断されるようなことがあると、対処出来ません。
責任感によって、すぐに対処できる人とはちょっと違うのがHSPのあるあるで、なかなか理解してもらえないところです。
やっていることは多くの人に見習ってほしい方法なのですが、いざ、落ち込むようなことがあったり、思い通りにならなかったりすると凹んでしまいます。
心の凹みを隠すことも出来ず、信用を失う可能性もあるようです。
「何か忘れていることはないだろうか」「これで大丈夫だろうか」とよく心配になるのは、完璧主義者だから。
その分、理想が高いところもありますから、一長一短といったところです。
上手くフォローしてくれる人と一緒に取り組めたら、このタイプの人の考え方ややり方は評価されます。
HSPの女性に向いている仕事
カウンセラーや臨床心理士
共感力が高く、他人の気持ちを理解してあげられる人、それは優しさや思いやりとなって発揮される場面があります。
こちらのタイプの女性に向いている仕事は、大勢でワイワイするのではなく、1対1で向き合えるような業務。
特にカウンセラーや臨床心理士、他には看護師、コーチングなどが挙げられます。
楽しい気持ちにも辛いという感情にも人一倍敏感なので、温かい感情でお客様や患者様と接することが出来るのです。
カウンセリングを受けようとして、冷たい感じのする方と向き合うのは酷なもの。
こちらの気質の人ほど、「人や社会に役立ちたい」という欲望を抱いています。
それが仕事として形になれば、ストレスを感じず、求められることで「死にたい」などの感情にならずに済みそうです。
誰かを救っているようで、あなた自身が救われている状況に気付けば、生きにくさも手放せるかもしれません。
「コミュニケーション能力が低い」と言われる人ですから、このような仕事に就くのは不安を感じます。
しかし、相手の悩みや不安感に触れること、そして「ありがとう」と言ってもらえる業務は、まさに天職だと言われているのです。
花屋や農業
共感する力と共に細かいところにも気付ける人ですから、動植物関連の仕事もおすすめです。
花屋や農業をしていると、「水が足りないな」「もっと光を浴びさせた方がいいな」と気付けるあなた。
ただの仕事として従事している人に比べて、働き方は全く違うものになります。
仕入れて売る、育てて売るだけでなく、植物や食物を健康な状態で維持するための努力が出来るのです。
動物との共感能力も高いので、ペットトレーナーとして意思を交換しながら、育てる働き方もおすすめ。
トリミングが出来れば、動物との意思疎通をしながら、お互いに負担やストレスを感じないやり方を見つけられるかもしれません。
特におすすめの理由が、騒々しい環境に身を置く必要がないという点です。
会社にいって何十人、何百人の顔を合わせて、愛想を振りまき、付き合いをしなければならないことがありません。
動植物関連の仕事は、肉体的には辛いこともあるかもしれませんが、静かな空間であなたの心も身体もリラックスしていられるはずです。
webデザイナーやwebライター
妄想力があり想像力がある人ですから、クリエイターとして活躍している人が少なくありません。
繊細で適当な仕事をしないからこそ、技術的な側面を持つ働き方が合っているから。
こちらでご紹介するwebデザイナーやwebライターは、今や在宅で働く人が増えています。
IT技術があり、webのスキルがあれば、満員電車に乗ってマイナスの気に触れたり、大勢でのオフィスで気を揉んだりすることもありません。
ネット環境とパソコン、そしてあなたの技術さえあれば、個人事業主して働くことが可能です。
また、気になるところはとことんと調べる力があるのも利点になります。
「これはどうすれば良いのだろう、これでいっか」などと適当なことをして、ネットリテラシーに繋げることもないはずです。
在宅での仕事が難しい方は、会社勤めでエンジニアやソフトウェア開発などに関わっても吉。
基本的にあまり人と関わりを持たず、目の前のパソコンとにらめっこしているイメージそのままだと言われていますから、人間関係で傷つく度合いが減ります。
任せてやらせてくれる会社も多いので、指図や指摘を受ける機会も無さそうです。
繊細すぎて生きづらい気持ちを楽にする対処法
自分の感情に寄り添う
人の気持ちが痛いくらいに分かる人だからこそ、自分のものにも寄り添えるはずです。
あなたが「生きづらい」と思った時、どのような感情になっているのかをまずは探ってみましょう。
「辛いんだ」「本当は嫌だと思っている」「どうしてこんなことになったのだろう」など。
客観的に自分の気持ちを知れば、思い切り寄り添ってください。
「あなたは辛いんだね」「どうして良いのか分からなくて困っているんだね」と他人にするのと同じようにします。
責任感が強い人だからこそ、上手くいかないことや思い通りに進まないことに対して、自分を責めてしまうことが多々あるようです。
辛い気持ちになっている人に対して、「どうしてそんなことをしたの?」「あなたの責任だろうね」などと言うことはありません。
自分に対しても同じように接するように意識をすれば、気持ちが楽になるはずです。
あなたの心に蓋をしてしまったり、自分が落ち込むような言葉をかけたりしてはいけません。
自分をもっと大切にして、守るべき心だということを思い出しましょう。
人との境界線を補強する
あまりにも共感する力が高いと、人の負の感情まで察知してしまったり、寄り添い過ぎて悲しい気持ちから逃れられなかったりします。
このようになる原因は、境界線がアヤフヤだったり脆いものだったりするからです。
人との境界線を補強するつもりで取り組めば、適当なところで共感が止まることもあります。
人の気持ちが分からない人になってはいけませんので、無関心ではいけません。
HSPでも良いところはたくさんあり、その一つが人の痛みや悲しみにも敏感に反応出来るところですから、のめり込まないようにだけするべきです。
意識としては、相手から一歩引いた立場を維持する、何が何でも仲良くしなければいけないという気持ちを手放すなどが大切だと言えます。
「人を嫌いになってはいけない、邪険に扱ってはいけない」と真面目なあなたは考えるはずです。
本当な嫌いなのに「好意を持たなきゃ」と思えば、感情に矛盾が置き、その心の持ち主であるあなたが辛い思いをします。
人との境界線は絶対的に必要なものですから、そこにあるものだと認識をして、少しだけ距離を取ってみましょう。
刺激を受けにくいアイテムを活用する
感覚や刺激に敏感で生きにくい場合は、それを避けるアイテムを使ってみましょう。
急な大きな音にびっくりする時は、耳栓やイヤホンを使うなどすれば、外からの刺激を避けられます。
繊細すぎる人は、他の人が気にならない音や光でも意識の中心となり、何も手につかなくなったり集中力が途切れたりするのです。
視野が広すぎて困っているのならば、メガネを着用し、セーターなどのチクチクするものが苦手な場合には、肌触りの良い服装を心掛けましょう。
縫い目が出来るだけない服やストールなどを活用して、気にならない状態を作ることが重要です。
匂いに敏感な人もいますから、マスクをつけたり、あなたが好きな香りのするアロマやクリームなどを使ってみましょう。
刺激から身を守る術はこのほかにもありますから、あなたに合わせた方法を見つけてください。
人によっては、マスクは好きではない、フェイスシールドの方が落ち着くという場合もありますから、気質だと諦める必要はありません。
あの手この手であなたらしく生きられる道を発見しましょう。
同じ気質の人と仲良くなる
5人に1人の割合で存在すると言われるHSPですから、実はあなたと同じように繊細で生きづらさを感じている人が少なくありません。
その実態を隠して生きている人もいるかもしれませんし、ネットの世界でならば自分を素直に出せる人もいます。
というのも、人間関係を構築することを苦手としている人にとって、自分の考えや意志を伝えやすいのがSNSだからです。
そのようなSNSを覗いてみれば、同じ気質の人と仲良くなれ、その中で共感が生まれます。
「分かるよ、私もそうだから」と言われると、「私一人じゃなかったんだ」「他にも苦しんでいる人がいるんだ」と安心するはずです。
「居場所がない」と感じている人も多いので、ネット環境の中が、あなたが安心して過ごせる空間になってもおかしくありません。
HSPは度合によって、辛さや繊細さも変わりますから、仲良くなりそうと思っても相性が合わないこともあり得ます。
分かり合える部分がどれだけ多いのか、理解し合える部分を見つけられるのかを大切にしましょう。
瞑想する
スピリチュアルに興味のある方にはお馴染みの方法で、過敏になった気持ちを落ち着かせたり和らげたりすることが出来ます。
実は、瞑想というのは科学的にも効果は照明されているものですから、辛くて苦しい時にはぜひ試してみてください。
人のエネルギーや感覚、感情を受け過ぎてしまうと、ストレスに繋がったり、余計に過敏に反応してしまったりします。
瞑想することによって、頭の中がスッキリとし、考えなどが柔軟になることも少なくありません。
ストレスは緩和に繋がり、少々楽観的に考えられるようになる人もいます。
音のない空間で、楽な姿勢で座って目を瞑りましょう。
おすすめなのは、5秒で息を吸って、10秒で息を吐き、呼吸だけに意識を集中させる方法です。
最初は5分から、慣れたら10分から15分ほど継続させてみましょう。
占い師マダムアリアのワンポイントアドバイス
こちらで私がお伝えしたのは、あるあるなどから、少しでも生きやすくしてもらうためです。
あなたに合った職業や対処方法も参考にして、繊細すぎて生きづらいし死にたくなるという感情を手放しましょう。